溶剤の燃焼性

溶剤は主に石油化学製品であり,その燃焼性は非常に高く,その性質を知るのに引火点と爆発限界をあげることができ,溶剤の種類によってそれぞれは異なる。

① 溶剤の引火点引火点

とは,溶剤が蒸発しその蒸気が空気と混合して裸火を近づけたときに燃えだす最低温度をいい,その温度は一般に低く,塗料に最も多く用いられるトルオールで70C,そしてラッカーシンナーに用いられる酢酸エチルで-20Cという低温でも引火する危険な性質をもっている。

② 溶剤蒸気の爆発限界

溶剤の蒸気が空気と混合され,その混合物に点火された場合燃焼が続くようになるには溶剤と空気との組成が一定範囲内にあることが必要で,この範囲を爆発限界といい,この場合の最高濃度を示す値を上限(%)といい最低濃度を下限(%)という。すなわち,塗装作業中これらの濃度範囲にならないよう換気が必要となってくる。

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