塗料の乾燥•硬化の種類

塗料の乾燥•硬化の種類は、塗料の主成分である展色材の種類によって、決定されるものです。乾燥と硬化のメカニズムは基本的に物理的変化と科学的変化、もしくはその両者の組み合わせによるものです。

なお、展色材はヒビクルと言われ、「塗料=顔料+樹脂+溶剤」という中身となっています。なお、展色材とは「色(顔料)」が展開するための舞台となっています。

物理的変化は主に塗料中の溶剤等の液体状態を保っていた成分を蒸発させる現象です。一般にこの現象を乾燥といっています。科学変化の場合は、一般的に硬化といい、空気中の酵素とか湿気、または、硬化剤と反応させるなど、酸化重合とか架橋反応などの科学反応によって硬化塗膜を形成するものです。

一般に溶剤の蒸発のみで途膜を形成する物理的変化の場合は、塗料→途膜が可逆性があります。

科学反応によって途膜を形成した場合、塗料状態と途膜状態では展色材の科学構造が変化しており、塗料→途膜が不可逆性にあり、この点は塗装上の途重ね時間などの管理上に大きく影響するもので、途膜の層間付着性等の問題を生ずる原因ともなります。

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