添加剤

塗料には、様々な添加剤が混ぜ合わされている。製造段階でピヒクルと顔料を均一に分散させ、保管している聞に沈殿や凝集が起きない ようにする等の塗料自体の品質安定化を図る役割をしています。また、 塗装する時の作業性を良くし、表面に泡や刷毛目がでないようにし、塗装後の塗膜にカピ等が付着しないようにする働きもある。 それぞれの添加量は微量であるが、塗料の特性を出させる重要な成分です。

脂肪酸や有機酸、その金属塩等が使われており、家庭用の洗剤等にも使われていて、塗料にも入っているのが「界面活性剤」です。顔料やピヒクルが混じりあったときに、表面張力を低下させる湿 潤剤の働きや顔料を固まらせずに、塗料の中に均一に分散させるた めの分散剤、あるいは、保管中に固形分が沈んでしまわないための沈降防止剤として使われます。注意すべきは、沈降防止が図られているとはいっても、比重の違う物質を混ぜ合わせているかぎり、顔料等の一部が沈んで、いることはや むを得ない現象であるので、塗料を使うときは、よくかき混ぜること が大切です。もっとも、沈降防止剤が入っているので、簡単にかき 混ぜて均一状態に戻すことが容易になっているとも言えます。

制毛やローラー、吹き付け等の塗布作業に適した粘度に調整しつつ、塗膜の流れ落ちを防ぎ、付着性を高めるために、ベントナイド、 脂肪酸アミド、金属石けん等が使われる「たれ防止剤」、塗料の製造時や制毛やスプレーガンで塗布したときに空気を巻き込んで気泡が発生し、その気泡が塗膜の表面に残る場合、乾燥後に円形 の気泡の跡がつくことになります。このような泡を消すためにシリコン化合物、ピニル系化合物等が使われる「消泡剤」などが使われます。