外壁塗裝の役割

日本の住宅は、第二次大戦後住宅不足の時代から、高度成長期、あ るいは、バブル時代を通じて、年間 150-160万戸の家が新築されてきました。しかしながら、バブルがはじけると新築の需要が低下し、「新築からストックの時代へ」と言われるようになりました。これは要するに割安な中古住宅の方がコストパフォーマンスが良い、中古物件はリフォームで対応することで新築同様の内装が可能ということなのです。この言葉を単純にとらえれば、新築住宅業者がリフォームでもてがけて生き延びようという意味にも聞こえますが、これからは「古くなったら、取り壊して新築しよう」というのではなく、「適切なリフォームをして長持ちさせよう」という意味に変わって来ています。

住宅が古くなって解体されるまでの平均寿命は、古来、日本の住宅は木造住宅が主流になっていたこともあるために、25年程度でした。米国の40年、欧州の70年と比較すると非常に短命です。そのため、日本でも50~60年の耐用年数が要求される時代となりました。なお、住宅の寿命を60年に延ばそうとした場合に、住宅を構成する材料がすべて60年耐えられるわけではありません。劣化損傷する材料については、適宜、補修、交換を必要とするのです。特に、外壁や屋根は紫外線や風雨にさらされます。また、湿気や雨、花粉やチリなどのほこりや有害なガス、カビや藻の影響を受けて表面が汚れて見栄えが悪くなって来るので要注意です。